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LaTeX - *数式が得意な組み版システム LaTeX

目次

数式が得意な組み版システム LaTeX


数式をテキスト入力できるので慣れると楽で,数式が美しく仕上がります. こと数式に関しては TeX を上回るソフトを見たり聞いたりしたことがありません.

TeX Wiki

奥村晴彦先生のサイトでだいたい事足ります.

トップページ
http://oku.edu.mie-u.ac.jp/~okumura/texwiki/
インストール(Windows)
http://oku.edu.mie-u.ac.jp/~okumura/texwiki/?%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%AB%28Windows%29
TeX入門
http://oku.edu.mie-u.ac.jp/~okumura/texwiki/?TeX%E5%85%A5%E9%96%80

雑記

mimeTeX プラグイン(CGI)

Web上では、mimeTeX CGI を導入すると 風の表記ができます。 たとえば、奥村先生のサイトにある同じ数式は

本物の の代わりなので、あまり美しくありませんが、 実用にはなります。 YukiWiki のほか、各種 wiki やブログ用にプラグインがあります。

なお、サーバで LaTeX が動作するなら mimeTeX より mathTeX のほうが美しいはずです。

mimeTeX CGI を導入する

からmimeTeXをダウンロードします。

ソースファイルをコンパイルすることが推奨されていますが、 ページの下の方に各種OS用のバイナリがあります。

バイナリの含まれた zip ファイルは解凍し、 web サーバの CGI を動作させるにアップロードします。 mimetex.cgi のパーミッションを実行可能に変更しておきます。

この段階で、web ブラウザで CGI が動作するかどうか確認します。 例えば、このサイトでは

http://makisima.jp/mimetex/mimetex.cgi

正常ならば次のようなメッセージが画像として表示されます。

LaTeX expression not supplied

i.e., no ?query_string given to mimetex.cgi

メッセージが表示されるようなら、適当な数式を指定して実行させてみます。

http://makisima.jp/mimetex/mimetex.cgi?y=x^2

バイナリが動作しない場合、CGI の通常の設定ミスでもないようなら、 コンパイルしてみるしかありません。 ちなみに当方では、 makisima.org はバイナリで動きましたが、 makisima.jp はバイナリがダメでソースから生成しました。 幸いにも makisima.jp は SSH でログインして cc (gcc) が動きました。 コンパイルオプションはダウンロード先に書かれていた標準的なもののとおりです。 いざとなれば、サーバと似た環境の仮想マシンでも作れば生成できるのではないかと思います。

LaTeX コマンドの区切りとして空白を URL に渡したくても %20 に化けてしまう環境では、 空白文字の代わりに {} (半角の中括弧)を代用できます。

YukiWiki に数式作成プラグインを導入する

mimeTeX CGI が単体で動いたら、 CMS ごとのプラグインの導入です。 YukiWikiPukiWikiMediaWiki, WordPress、Movable Type など、 主要な wiki やブログシステムにはプラグインがあります。

ここでは YukiWiki の数式作成プラグインです。

YukiWiki の公式サイトにプラグインの一覧、インストール方法が載っています。

そのなかに「数式作成プラグイン」があります。

mimeTeX の使い方が例示されていますが、「プラグイン本体」に Perl のソースが載っています。

一般の編集が凍結されているので大丈夫のはずですが、安全のため、 一応、Perl スクリプトを眺めておいたほうが無難です。

スクリプト部分をコピーし、mimetex.pl というファイルに貼り付けて保存します。 $mimetex_cgi が mimetex.cgi へのパスになるので、 上記の、自分で置いた cgi へのパスに変更しておきます。 ブラウザの URL 欄をコピペするのが楽です。

パスを修正した状態の mimetex.pl を、 YukiWiki の plugin フォルダにアップロードします。 パーミッションはデフォルトのまま、実行権限なしでかまいません。

YukiWiki で編集状態にすると、 テキストボックスの下のほうの「利用できるプラグイン」に &mimetex が追加されているはずです。

たとえば、

&mimetex(y=x^2)

と数式画像が表示されます。

WordPress プラグイン


(2009.04.09, 2010.10.25, 2010.11.07, 2013.09.30)